結婚する人の割合はなぜ減るのか~若い人が結婚しない理由とは

結婚 結婚について

出生率が減少し、日本の人口は近い将来大幅に減ることが予想されています。こうした予測は以前からなされており、今更感があるわけですが、少子化対策待ったなしということで異次元の少子化対策が打ち出されました。

この少子化対策の評判はすこぶる悪いのですが、少子化対策への評価はひとまず置いておいて、結婚する人の人数も減っていることに注目しなければなりません。日本の場合、結婚して子どもを持つのが一般的であり、結婚する人が少なければ少子化問題は解決しません。

また晩婚化の問題も取り上げられており、結婚したとしても年齢が高いと子どもを持つ人数は少なくなってしまいます。そのため地方自治体でも婚活パーティーを行うなど、結婚を促進する政策を行っていますが、うまくは行っていないようです。

そもそもなぜ結婚する人は減っているのでしょうか。ここでは結婚する人が減っている理由を「第16回出生動向基本調査」の結果から考えてみます。

第16回出生動向基本調査からみ結婚に対する意識の変化

実際に結婚したいと考えている男女の割合は減っているのでしょうか。第16回出生同行基本調査によれば、たしかに未婚者の生涯の結婚意思については右肩下がりになっています。簡単に一生結婚するつもりはないという人の割合は増え続けています。とくに男性は20%にも達する勢いです。

なぜ結婚を選択しないかと言えば、独身生活にメリットがあるからです。とくに生活の利点としては、男女ともに行動や生き方が自由というのが最も多くなっています。男性の「金銭的に裕福」「家族を養う責任がなく、気楽」の割合が多いのも見逃せません。

このように見てくると、結婚することで、負担が増すと考えている男性が非常に多いとわかります。また、男女ともに自分のやりたいことをやりたいと考えている人の多いのがわかるでしょう。

つまり結婚生活は制限も多く、負担も増えると考えられており、結婚する割合を増やすためには、こうした結婚のデメリットをいかに減らしていくかが重要になってくるはずです。

\会員全体の成婚率は、【71.5%】で業界No.1!/

※オンライン面談も実施しています

結婚に対して相手に求めるものの変化

結婚相手の条件を見ると男女ともに人柄が重要なポイントになっていますが、男性の場合、経済力の割合が増えています。先ほども述べたとおり、男性は結婚することで相手を養う責任があると考えている人が多く、経済的な負担を感じています。

そこでそうした負担を少しでもやわらげるべく、相手の女性には経済力を求めるわけです。もちろん女性も相手に経済力や職業を求める割合が多くなっており、結婚して生活していくことの金銭面での不安がわかるでしょう。

ただしこれは重視と考慮の両方を合わせた割合であり、重視するだけ見ると、経済力よりも高いものは多くあります。たとえば女性であれば、「仕事への理解や協力」「家事・育児の能力や姿勢」を重視する割合が高くなっています。

相手に経済力は必要ですが、自分も稼ぐので、仕事に対して理解し、家事や育児にも協力してほしいと考えているのでしょう。

結婚しても子どもは複数持たなくていい

経済負担を増やし、自由を制限してまでも結婚する理由の一つは家族を作ることです。家族を作るというのは単に夫婦になるというだけでなく、子どもを持って育てるという意味があります。夫婦だけであれば、結婚する必要もなく、パートナーで良いという人もいるからです。

そこで未婚者の平均希望子ども数を見てみると、明らかな右肩下がりです。子どもは欲しいが経済的な負担が大きいため、人数は少なくてよいと考えていると思われます。また子どもがひとりで良いのであれば、焦って早めに結婚する必要もありません。結果として晩婚化が進みます。また子どもがいらないという人も実際にいるでしょう。

結婚にこだわる必要はない?

結婚に対する意識が低くなっており、結婚しなくても良いという人の割合が増えているのはすでに説明しました。しかしそうは言っても、いずれ結婚するつもりと考えている人が8割いるという事実は見過ごせません。

もちろん結婚したいと思っていれば、結婚できるというほど単純ではないでしょう。実際に「令和2年国勢調査」によれば2人に1人は配偶者がいません。

この統計は全年齢が含まれているので、死別の場合もありますが、35~39歳の男性で配偶者がいるのは58.2%、女性が67.7%で男女合わせると62.9%で約6割です。8割には届いていないのが実情です。

この数値は結婚したくてもできない人たちがいることを示しています。実際に私が接している男性の方も40代を超えてくると、結婚するタイミングを逃したと言っていました。そして40代になっても子どもが欲しいと考えて、若い女性と結婚したいと考えています。結果としてマッチングせず、年齢ばかりが増えていくわけです。

そうすると「結婚は、もういいよね」となりがちです。これは男女ともに同じ傾向があります。40代になると、一度は婚活をしたものの諦める人が多いと感じます。また私のように一度結婚してしまうと、もう一度結婚はしなくていいかなと思う人も多いでしょう。

結婚しないメリットとデメリットは?

一般的に結婚しないメリットとデメリットはどのようなことがあるのでしょうか。ここでは結婚しないメリットとデメリットについて解説します。

結婚しないメリット

結婚しないことには、いくつかのメリットがあります。

まず第一に、経済的な面での自立が挙げられます。結婚しないことで、個人の収入や貯金は自分自身のために使うことができます。結婚には家族や子供の養育費などが必要になるため、結婚しないことで自分自身の将来にお金を使うことができるのです。

また時間や自由な生活スタイルを楽しむこともできます。結婚すると相手との合意や配慮が必要になりますが、結婚しないことで自分の時間や趣味に充てることができます。自由な生活スタイルを楽しむことで、ストレスを減らし、自己成長や自己実現にもつながるでしょう。

しかし結婚しないことにはデメリットもあります。たとえば結婚によって得られるパートナーシップやサポートがないため、一人で悩みや困難に立ち向かわなければなりません。また将来の老後や健康面でのサポートも必要になるかもしれません。

結婚しないかどうかは個人の選択です。自分自身の価値観や将来のビジョンに合わせて、慎重に考えることが大切です。結婚しないことによって得られるメリットとデメリットを考慮し、自分自身にとって最善の選択をしましょう。

\会員全体の成婚率は、【71.5%】で業界No.1!/

※オンライン面談も実施しています

結婚しないデメリット

結婚しないことには、いくつかのデメリットが存在します。

まず経済的な面でのデメリットが考えられます。結婚しない場合、一人で生活費を全て負担する必要があります。結婚することで、パートナーと収入を共有し、経済的な負担を軽減することが可能です。また結婚することで、税金の面でも優遇されることがあります。

また結婚しないことによる孤独感や社会的な孤立感もデメリットとして挙げられます。結婚することで、パートナーや家族との絆を築くことができ、心の支えになります。一人で生活することで、人とのつながりを失いやすくなる可能性もあるでしょう。

さらに結婚しないことによる将来の不安も考えられます。結婚することで、パートナーと共に老後を過ごすことができますが、結婚しない場合、老後の生活や介護の問題について一人で考えなければなりません。

結婚しないことにはデメリットが存在しますが、個々の価値観や生活スタイルによっても異なるでしょう。結婚するかしないかは、自分自身の選択となります。

あらためて結婚のいいところは?

結婚にはたくさんの良い点があります。まず第一に結婚は二人の人生を共有することです。結婚することで、パートナーと一緒に幸せな時間を過ごすことができます。お互いの喜びや悲しみを分かち合い、支え合うことが可能です。

また結婚は安定感をもたらしてくれます。経済的な安定や精神的な安定が得られます。結婚することで、共同で生活費や将来の計画を立てることが可能です。またパートナーとの絆が強くなることで、心の安定も得られるでしょう。

さらに結婚は家族を築くための一歩です。結婚後には子供を授かることもあります。子供との時間を共有し、家族としての絆を深めることが可能です。子供が成長していく過程で、親としての喜びや成長を感じることができるでしょう。

結婚にはいくつかの利点がありますが、もちろん課題や困難もあります。結婚は二人の間でのコミュニケーションや協力が必要です。しかしお互いを支え合い、助け合うことで、より良い結婚生活を築くことができるでしょう。

結婚は人生の大きな選択ですが、幸せな結婚生活を送るためにはお互いの理解や尊重が必要です。結婚にはリスクもありますが、そのリスクを乗り越えることで、素晴らしい経験や成長を得ることができるでしょう。結婚は人生を豊かにする素晴らしい選択肢の一つです。

一度は結婚を経験してもいい

結婚する目的のひとつは、子どもや家族を持つためです。そのため年齢があがってくると結婚はしなくてもいいとなりがちです。もちろんそれは各自の考えがあるので良いのですが、一度は結婚して他人と生活してみるのもありだと思います。

いろいろと問題は発生するのですが、結婚して人と生活する中で、学びもあるのが結婚です。私の周りには50代で一度も結婚したことのない男性がいます。その男性は「一回は結婚したかった」とつぶやいていました。もうすぐ60歳ではあるものの、まだ諦める年齢ではありません。

しかし60歳近くなり、今から恋愛して結婚というのはなかなかパワーがいるものです。マッチングアプリもいいですが、年齢が上がれば上がるほど、相手を見つけるのが難しくなります。そこでオススメなのが結婚相談所です。

結婚相談所なら3年連続顧客満足度No.1|真剣婚活ならラポールアンカーがオススメ。ラポールアンカーは、業界最大の会員数や安心価格だけでなく、婚活アドバイスなど結果が出ることに特化しています。

有資格者のみの婚活アドバイザーによる、1to1の質の高いサポートしています。結婚相談は初回無料。ぜひご予約を!

コメント

タイトルとURLをコピーしました