カップルがケンカした後に仲直りする方法は？ケンカをしない方法も解説

カップルとして長く付き合ってくると、時にケンカをすることがあります。ケンカをする原因はいくつかありますが、そのケンカが原因で別れてしまうこともあるでしょう。別れて良かったこともあるかもしれませんが、別れたくなかったのに別れることになってしまうケースも見られます。

そうした場合、ケンカをした後の仲直りをする方法がうまくできたら、別れなくてよかったかもしれないわけです。ではどのようにすれば仲直りできるのでしょうか。この記事では、カップルがケンカした後に仲直りする方法と、ケンカをしないようにする方法について解説します。

カップルのケンカが増えるのは付き合ってからどれくらいの時期？

カップルのケンカが増えるのは、付き合ってからどれくらいの時期なのでしょうか。実際のところ、ケンカが増えるタイミングは人によって異なりますが、一般的には付き合ってから一定の時間が経過した後に増える傾向があります。だいたいその期間は3か月ぐらいです。

まず初めて付き合う頃はお互いの良いところばかりを見ているため、ケンカの要因が少ないのが一般的です。しかし付き合ってしばらく経つと、お互いの個性や価値観の違いが浮き彫りになり、ケンカの原因となることがあります。

また付き合いが長くなると、お互いの間に溜まったストレスや不満が表面化しやすくなります。さらに付き合っている期間が長くなると、将来のビジョンや目標の違いが浮き彫りになってくるでしょう。このような大きなケンカは、お互いの将来を考える上で重要な問題となることがあります。

つまり、カップルのケンカが増えるのは、付き合ってから一定の時間が経過した後であり、お互いの個性や価値観の違い、溜まったストレスや不満、将来のビジョンの違いなどが原因となることが多いと言えます。

カップルがケンカする6つの原因は

そもそもカップルはどのような原因でケンカをするのでしょうか。ここでは代表的なケンカの原因を6つ紹介します。

束縛が激しい

1つは束縛が激しいことです。たとえば異性の友達と遊びに行くだけで不機嫌になる人がいます。たしかに2人だけで行くのは問題かもしれませんが、複数で行っても嫌がる人がいるわけです。また帰りが遅くなるのを嫌がる人がいます。そうした場合は連絡を頻繁に入れてくるわけです。

最初は愛情の裏返しとして束縛されるのも許せるわけですが、その束縛が激しすぎて、ケンカに発展するということがあるわけです。束縛も激しすぎるとケンカの原因になるのが注意しましょう。

自分の意見を譲らない

自分の意見を譲らない相手の場合、ケンカになる可能性があります。何を言っても自分の意見を変えようとしないわけですから、話し合いになりません。常に自分の意見を通そうとする人と一緒にいても、楽しくはないでしょう。自分の意見を譲らない人なので、ケンカでも自分の意見を譲りません。その結果。ケンカそのものも激しくなる傾向にあります。

約束を守らない

約束を守らなかったり、約束した時間に遅れてきたりすることもケンカの原因になります。たしかに事前に約束しておいて、その約束をいきなり破る人といると、ケンカになりますよね。また、約束した時間に大幅に遅れてくる人ともケンカになります。

約束を守らない人は、それが大変重要な問題だと思っていないところがあるので、ケンカになってもイライラするだけ。「もう別れようかな」となりがちです。

連絡がこない

連絡をほとんどしてこない場合も、ケンカの原因になります。たとえば仕事で夜遅くなっている間に、何も連絡がないと心配しますよね。日中もこちらから連絡しているのに、向こうから何も連絡がないと、「自分のことを好きではないのかも」と思い、ケンカに発展する可能性があります。

もともと連絡があまり好きではないという人もいるので、そういう人であるという前提で付き合っていれば、ケンカもしない可能性はあるでしょう。

金銭感覚

金銭感覚の違いも、一緒に生活をしていく上では非常に大きな問題です。とくに今後結婚などを考えている場合、金銭感覚が違うと一緒に生活していて不安になります。もう少し節約してほしいと思っても、お金を使ってしまう人もいるわけです。そうすると、自分たちの生活について何も考えていないと思い、ケンカに発展する可能性があるでしょう。

生活習慣

生活習慣のケンカの原因になる1つです。どうしても育ってきた環境が違うわけですから、生活に対する違いは出てきてしまいます。その違いが許せるかどうかは非常に重要なポイントです。掃除の仕方や洗濯の仕方も気になる人には気になります。それが受け入れられないとなると、日常のことなので、ケンカが絶えなくなるでしょう。

カップルがケンカした後に仲直りする6つの方法は

カップルがケンカしてしまった後に、どのように仲直りすれば良いのでしょうか。ここでは6つの方法について解説します。

LINEで謝る

ケンカをしてしまった場合、まずはLINEで謝りましょう。言葉だと冷静に話せない場合、LINEで伝えるのはアリです。LINEであれば文字で伝えるわけですから、冷静な気持ちで謝罪できます。もちろん、それで終わりにはならない可能性も高いですが、まずは最初の1歩としてLINEを活用するのはアリでしょう。

電話で謝る

電話して謝るのも1つの方法です。本来であれば、直接会って謝らなければいけないところ、時間が取れない場合は、電話して謝りましょう。電話だと相手の表情がなかなか読めないので、難しい部分はありますが、謝罪の気持ちは相手に伝わるはずです。

ただし電話の場合は相手が出てくれない場合もあります。そこで何度も電話をかけずに、LINEなどでメッセージを送って時間がある時に電話しようと伝えるようにしてください。電話に出ないのにかけ続けると、相手が余計にイライラする可能性があり、ケンカが長引くこともあります。

直接会って謝る

直接会って謝るのがベストです。時間をとってしっかりと謝るようにしましょう。ケンカの原因はささいなことかもしれませんが、そういう些細な原因が積もり積もって別れにつながっていく可能性があります。お互い時間をとって直接会って謝るようにしましょう。

少し時間をおいてから謝る

ケンカをした直後だと、お互い興奮していてなかなか冷静に話せないというのであれば、少し時間をおいてから謝るのも1つの方法です。もちろん、あまりにも間が空きすぎると、そのままわかりにつながってしまう可能性があります。そのため何日も空けるのではなく、次の日に連絡するようにしましょう。

また自分から謝るのが大事です。少し時間をおいて自分から謝ることで相手も冷静になり、その謝罪を受け入れ、自分も悪かったとお互いに謝るようにできるはずです。

何もなかったかのように接する

ケンカをした後に何もなかったかのように接するという方法もあります。ケンカはケンカでもその日で終わりのようなケンカであれば、このパターンでも大丈夫です。そのほうがケンカも長引かず、カップルとして長く付き合えている人たちもいます。

ただしお互いがその日でケンカが終わったと認識していれば良いのですが、一方が不満を抱えたままだと、いずれまた同じケンカが始まります。

好きなことをいっしょにする

好きなことを一緒にするのも1つの方法です。共同作業している中で、自然と謝罪のできる場面があります。好きなことをしていると、お互い楽しいわけですから、ケンカのイライラもなくなり、素直になれるというメリットがあるわけです。自分の好きなことがあれば、彼女を誘って一緒に楽しみ、謝るというのも良いでしょう。

カップルがケンカ後にしてはいけない行動

カップルがケンカした後にやってはいけないこともあります。ここでは、5つのやってはいけない行動について解説します。

過去のことを持ち出す

ケンカをすると、過去のことを持ち出す人がいます。「以前はこう言っていたのに、なんで今は違うの」と聞いてしまうわけです。また以前も同じことをやっていたと責めることもあります。過去のことを持ち出されると、それは変えようがないわけですから、相手は嫌な気持ちになるはずです。

結果、ケンカが収まらず、長く続く傾向があります。仲直りする際にも、過去の話を持ち出さないで、ただ謝罪の気持ちを表すようにしていきましょう。

自分の意見ばかりいう

ケンカをしていると、自分の正当性ばかりを主張する人がいます。もちろん、その意見が間違っていない可能性もあります。しかし、カップルとして生活しているわけですから、相手にも考えがあることを理解すべきです。必ずしも正論が正しいというわけでもありません。

自分の意見を曲げない人だと、この人と話しても何も変わらないと思われ、すぐに別れにつながるでしょう。相手の意見を聞いて、自分の意見が間違っているのであれば、変える勇気も持つ必要があります。

感情的に怒る

いくらケンカをしているといえども、感情的に怒るのはダメです。感情的に怒ると相手は怖いと思ってしまい、この人とは一緒にいられないとなります。感情的になりそうなら、少しその場を離れるのも1つの方法です。落ち着いてから冷静になって話すように心がけましょう。

いつまでも不機嫌でいる

ケンカが終わった後も、いつまでもそのケンカを引きずる人がいます。さっき終わったはずなのに、ずっと不機嫌でいると、相手も不快な思いをします。ケンカをするのは仕方ないかもしれませんが、解決したら忘れて気持ちを前向きに持っていきましょう。そうしないと相手も嫌な気持ちになり、結果として別れることにつながるでしょう。

別れ話を切り出す

ケンカするとすぐに別れ話を切り出す人がいます。最初は別れたくないと思うかもしれませんが、徐々に「もう別れてもいいかな」と思ってしまいます。そうすると意図していなくても、別れるという結論になりがちです。本当に別れたいのであれば良いのですが、別れる気持ちがないのに、別れ話を切り出すのはやめましょう。

カップルが無駄なケンカをしないようにする方法

ケンカをするほど仲が良いという言葉もありますが、しなくても良いケンカはなるべく防いだ方が良いでしょう。それではどうすればケンカをしないようになるのでしょうか。ここでは5つの方法を紹介します。

日頃から話し合いの場を設ける

ケンカをしないようにするためには、常に話し合っていく必要があります。育ってきた環境も違うわけですから、意見の違いがあるのは当然です。そうした違いを話し合って、解決していくことを常に行っていけば、一方が爆発することはありません。ケンカとしてお互いの気持ちが爆発する前に、常に話し合っていけるように時間を取りましょう。

たとえば夜の晩酌の時間、寝る前の時間、朝の散歩の時間など話し合う時間の確保の仕方は複数あります。私の周りでも2人で共有する時間を持っているカップルは、仲が良いように見えます。意識的に時間を取るようにしましょう。

感謝の気持ちを伝える

カップルとして長く付き合っていると、感謝の気持ちを伝えなくなる人がいます。しかし、カップルといえども、他人なのですから、常に感謝の気持ちを伝えていく必要があります。何かしてもらえてもカップルなら当然ではなく、感謝すべきです。感謝されて嫌になる人はいません。常に相手に感謝する気持ちで接するようにしましょう。また言葉にして必ず伝えるようにしてください。

相手に注意する場合も伝え方を考える

どうしても意見が違う場面はあります。その時に感情的にダメ出しをするのではなく、相手が不快にならないようにうまく伝える必要もあります。相手がいいと思っていることをダメと言えば、ケンカになるのは当たり前です。うまく相手を誘導しながら、別の選択肢の方が良いのではないかということを伝えていきましょう。

冷静になる時間を設ける

カップルとして長くいれば、ときにはイラっとすることもあります。その感情をそのまま相手に伝えれば、ケンカになります。そうした怒りの感情が芽生えた時は、少しその場を離れるなどして、冷静になる時間を設けましょう。少し冷静になると気持ちも落ち着き、相手の行動にイラっとしたとしても、冷静に話ができます。少しトイレに行くなどでもまったく構いません。意識的に冷静になる時間を設けましょう。

パートナーとの時間以外も大切にする

ケンカをするのは、それだけパートナーに対して思い入れが強いことを表しています。それはもちろん良いことではありますが、度が過ぎると、相手を不快にさせかねません。そこでパートナーとの時間以外も大切にしてみましょう。パートナーとの時間以外が充実すれば、パートナーとの時間だけにこだわらないようになります。

そうするとお互いが1人の独立した人間同士として接せられ、相手に対する怒りも減ります。相手も1人の人間であるとして受け入れられ、相手に何か要求しようなどとは思わなくなるでしょう。趣味がない人は趣味の時間を持つ、他にも友達と一緒に遊ぶ時間を持つように心がけてみてください。

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カップルはケンカを今後に生かそう！

ここまでケンカの原因と仲直りの方法、さらには無駄なケンカをしない方法について解説してきました。ケンカがないことはもちろん良いことなのですが、ケンカが起こってしまった後の対処法が重要です。また、毎回同じ原因でケンカをしていては、いずれ別れが来るでしょう。

カップルとして継続するためにも、ケンカの原因を1つずつ解決していき、今後の生活に活かしていきましょう。