結婚をする決め手は何か、これから結婚する人は考えますよね。私自身は1回失敗していますが、これがあるから結婚したという決定的なものはなかったと思います。もちろんだからといって後悔したことはありません。
今、いろいろな方と知り合う機会が増えているわけですが、人生の先輩でもあります70代の女性の方に「一番好きじゃない人と結婚したほうがいいわよ」と言われたことがあります。そうはいっても一番好きじゃない人と結婚して後悔するケースもあるはずです。この記事では一番好きじゃない人と結婚してうまくいくケースと、反対に一番好きじゃない人と結婚して後悔するケースについて解説します。
一番好きじゃない人と結婚した方がうまくいく?
まずは前述した70代の女性が、なぜ一番好きじゃない人と結婚したほうがうまくいくといったのか説明します。その女性は実は前からずっと好きな男性がいるとのことです。しかしその方とは結婚せず、別の方と結婚して、もう旦那さんは他界されています。その旦那さんのことを決して好きではないとは言いませんが、いつも出てくるのは尊敬しているという言葉です。
つまり好きではなく尊敬ですよね。話を聞いてみると、好きだと盲目的につき従ってしまう可能性があったとのこと。しかし尊敬であれば、その部分は尊敬しつつ、自分のいうべきことはいえるというスタンスが取れたようです。なるほど相手との関係が、一番好きじゃない人の方がうまくとれたということなのでしょう。
また自分の知らなかった面を引き出してくれたとも言っていました。たしかに好きな人は自分とどこか似ている部分がありますよね。その女性の旦那さんは、まったく違う人だったようで、それが逆に自分の違う一面を引き出して育ててくれたようです。そこには非常に感謝していると言っていました。一番好きではなくても、一緒にいることで自分にプラスになるのはいいですよね。
一番好きじゃない人と結婚して良かった理由
さきほど70代の女性の話を紹介しましたが、他にも一番好きじゃない人と結婚して良かったと言っている人がいます。ここでは、皆さんが話している一番好きじゃない人と結婚して良かった3つの理由について紹介します。
愛が冷めるということがない
一番好きじゃないため、愛が覚めるということは無いのだそうです。たしかに一番好きな人と結婚すると、「一番好き」が結婚した時なわけですから、そこから上がっていくのはなかなか難しいでしょう。愛というものの捉え方にもよりますが、愛は育てるものだという前提に立てば、これから一緒に愛を深めていけます。たしかに愛を深められるのは、一番好きではない人と結婚したメリットでしょう。
愛されて幸せを感じた
自分にとって一番好きじゃないわけですから、結婚しようというのは相手から言われるわけです。相手も自分のことが一番じゃないわかっているため、女性のことを愛してくれます。よく愛するよりも愛された方が幸せだといいますか、一番好きじゃない人と結婚すると、こうした愛されて幸せを感じられるわけです。
期待しない分、楽だった
一番好きな人の場合、どうしてもハードルが高くなってしまいます。一方、一番好きじゃない人の場合、そこまで期待値が高くありません。期待というのは勝手に行うものです。しかし勝手に期待を高めて、勝手に失望することが繰り返されると、嫌になってしまいます。
一番好きじゃない人に対しては、そこまで期待しません。期待しないとちょっとしたことをしてくれるだけで、嬉しくなります。「もっとしてくれるはず」というようなことがないため、ちょっとしたことでも満足できるというのは、結婚生活において非常に重要な要素のひとつでしょう。
一番好きじゃない人と結婚して後悔するケース
前述したように一番好きじゃない人と結婚することで幸せになるケースがあります。しかしそれと同じように一番好きじゃない人と結婚して後悔するケースもあるわけです。ここでは一番好きじゃない人と結婚して後悔するケースを3つ紹介します。
好きのレベルが低い場合
一番好きじゃないといっても、好きのレベルが低すぎる場合は、後悔につながる可能性が高いでしょう。相手の良い面よりも悪い面がどんどんどんどん目立ってくるわけです。そうすると「なんでこんなに好きじゃない人と結婚してしまったんだろう」と後悔することが多くなります。少なくとも好きのレベルが2番か3番である人と結婚した方が良いでしょう。
相手も自分のことがそれほど好きではなかった
自分も相手のことを一番好きじゃないのと同じように、相手も自分のことが一番好きじゃない場合があります。そうするとお互い好きじゃないのですから、なかなかうまくいきません。お互いが相手のために歩み寄ろうとしなくなるケースもあります。なんとなく雰囲気に流されて結婚にいたるというケースは、良くないのかもしれません。
一番好きな人が忘れられない
一番好きな人がいて、別の人と結婚したとしても、一番好きな人が忘れられるのであればまったく問題ありません。または一番好きな人がいたとしても、しっかりと旦那さんを愛する人であれば問題ないでしょう。しかし一番好きな人が忘れられず、結婚した後もずっと引きずってしまう場合は問題です。
どこかのタイミングで一番好きな人に会って、結婚したことを後悔してしまう人もいるようです。自分の知っている人も、同窓会で一番好きな人に会ってしまい、そこから不倫が続いています。一番好きな人がいたとしても、その人を忘れられるような人と結婚した方が良いでしょう。
好きじゃない人と結婚する際のチェックポイント
一番好きじゃない人であっても、結婚することで、幸せになるケースもあれば、反対に後悔するケースもあります。では、一番好きじゃない人と結婚する場合、どのような点をチェックすれば良いのでしょうか。ここでは、4つのチェックポイントを紹介します。
相手の好きな部分があるかどうか
一番好きじゃないといっても、相手の好きな部分があるかどうかは非常に重要です。前述しましたが、1番である必要がなくても、2番か3番ではあるべきですよね。一番の人はすべてが好きかもしれませんが、2番の人でも3つぐらいは好きな部分があるはずです。その好きな部分を今以上に好きになれるのであれば、一番好きじゃない人と結婚したとしても、後悔はしないでしょう。
相手の家族とうまくやっていけるかどうか
結婚は2人でするのですが、実際にはお互いの家族が関わってきます。一番好きな人であっても、そうでなくても、相手の家族とうまくやっていけるかどうかは非常に重要です。一番好きな人と結婚したとしても、相手の家族とうまくやれなければ、結婚生活はうまくいきません。
反対に一番好きじゃない人と結婚しても、相手の家族と良好な関係を築ける場合は、結婚生活はうまくいきます。また、相手の家族を見れば、その人がどのような人かもわかってきます。結婚を決める前に相手の家族を確認して、うまくできるかどうか判断しましょう。
金銭感覚が同じかどうか
結婚は生活を同じくするわけですから、金銭感覚が違うとうまくいきません。どれほど好きな人でも、お金遣いが荒い人とは一緒にいられませんよね。一番好きじゃなくても、お金の使い方が近いと、結婚生活においてストレスを感じません。それは結婚生活で非常に重要な要素のひとつなので、事前に確認した方が良いでしょう。
趣味が似ているかどうか
趣味が似ているかどうかも非常に重要です。お互いの趣味を楽しめるかどうかが長い結婚生活を乗り切るポイントだと思います。仕事や育児が忙しいと、いつの間にか話すことが無くなるわけです。しかし趣味が同じだといっしょに話す時間がとれます。
趣味の時間は共有できるわけですから、その時間にいろいろと話せるわけです。山登りは上っている間、スマホを見たりもしませんから、相手と向き合うしかないですよね。お酒が好きな人同士なら、お酒を飲んでいる最中に仕事はしません。結果として、相手と向き合って話をするわけです。こうした時間は長い結婚生活で非常に重要でしょう。
結婚してみないとわからないことも多い!
ここまで一番好きじゃない人と結婚することでうまくいくことと、反対にうまくいかないことがある点について説明してきました。また一番好きじゃなくてもうまくいく人を選ぶ基準も紹介しました。
しかし最終的には結婚してみないとわからないこともあります。なぜならいきなり豹変する人もいるからです。大事なのは結婚するかどうか迷うよりも、結婚した後にダメであれば別れるという選択肢をすることです。子どもがいなければ、離婚はそれほど難しくありません。
最近はバツイチだからと言って倦厭されることはなく、むしろ評価されます。前述した基準に照らしつつ、まずは結婚してみてはどうでしょうか。結婚するためには結婚相手を選ぶ必要があります。結婚相手を選ぶことが目的であれば、結婚相談所に登録するのもひとつの方法です。
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