初デートで割り勘男は付き合う価値なし?男性の立場と女性の立場

女性に奢る 30代・40代の恋活・婚活事情

女性と食事に行った時に、奢らない男はダメという話が話題になりました。初デートで割り勘男は付き合う価値ないというわけです。しかし多くの女性と話をしてみると意見はさまざま。必ずしも奢ることが正解でもないわけです。そこでこの記事では、私が会った女性に聞いた、奢るか割り勘かの論争について紹介します。

割り勘に関する意識の差

私自身は、女性とデートに行った時に、割り勘にすることはほぼありませんでした。しかし、離婚を経験して40代後半になると、相手の女性も仕事を持って稼いでいる人が多くなり、むしろ自分の分は自分で払いたいという人に接する機会が多くなっています。もちろん、友達なのか彼女なのかといった、相手との関係性によっても大きく変わります。友達であれば割り勘でも、彼女なら奢りというのはあるでしょう。

私自身は割り勘というのは当然という意識でいましたが、関西出身の男性に聞いたら、関西では普通に割り勘だよと言われたことがあります。にわかには信じがたいのですが、割り勘したがる男性が多い印象の出身、都道府県という調査によれば、大阪府が33.6%でした。たしかに割り勘したがる男性が多いとわかります。

Q.お金に渋い、割り勘にしたがる男性が多い印象の、出身都道府県ってどこだと思いますか?

第1位 大阪府……33.6%

第2位 東京都……11.7%

第3位 愛知県(名古屋市)……4.4%

第4位 沖縄県……2.9%

お金に渋い男性が多い印象の出身都道府県ランキング(マイナビウーマン)

このように考えると、割り勘そのものが当然というのは、全国共通では無いのかもしれません。

初デートで割り勘にプラスの価値はない

婚活している何人かの女性に聞いたところ、少なくとも初デートで割り勘はプラスの価値がないのではないかと言っていました。つまり印象がプラスにならないということですね。初デートで奢るかそれとも割り勘にするかというのは、相手に対してプラスの印象を与えるかどうかの問題で、奢っておけば少なくともマイナスにはならないという主張です。

たしかに次に繋げたいというのであれば、奢っておいた方が無難なのかもしれません。女性はデートのために準備をしていくのだから、奢られて当然という主張もありましたが、その主張はかなりの反発を買いました。そのため奢っている男性でも「奢られて当然」という立場には、反発を覚えるのでしょう。

╲交際・結婚した人 累計70万人以上╱

割り勘されると対等でないと感じる女性も増えている

一方で、割り勘はしたくないという女性もいます。自分もしっかりと稼いでいるわけですから、割り勘されることで対等ではないと感じるわけです。ただしこれも関係性が関わっています。友達なら割り勘でもいいが、彼氏には奢って欲しいとか、年齢が近ければ割り勘だけれども、年上の人にはおごって欲しいと組み合わせはさまざまです。

たとえば私のように40代で30代前半の女性と食事に行けば、普段割り勘をしている女性であっても、40代の男性が割り勘を提案すると、違和感を覚える可能性はあるでしょう。もちろんそれでも割り勘を希望する方はいます。

ただし難しいのは、割り勘したいと考えている女性かどうかの確認が難しいところです。たとえばマッチングアプリを使っていると、デートの費用のところで、割り勘を希望する項目もあります。その項目通りの考えで行けば、初デートでも割り勘を提案できます。

しかし全額払ってほしいという項目を選んだ女性は印象が悪いと考え、「男性に多めに払って欲しい」「割り勘」を選んでいる女性も意外といるのです。そのため、実際に最初のデートで割り勘を切り出すのはかなり難しいと言えるでしょう。

では2回目や3回目のデートで、割り勘にすればいいと考えるかもしれませんが、最初がおごりで2回目・3回目は割り勘というのも提案しづらいですし、印象がむしろ悪くなるのではないでしょうか。最初に奢ってしまうと、その先もずっと奢り続けるというのが基本です。そのため最初のデートが非常に重要になるわけです。

結局初デートで割り勘男は付き合う価値はないのか

初デートで割り勘をする男性は、付き合う価値がないと言えるでしょうか?割り勘に関しては、意見が分かれるところですが、それだけで相手の価値を判断するのは少し早計かもしれません。

初デートで割り勘をする男性は、単に平等な関係を望んでいるだけの可能性もあります。彼らは、男女間の権力関係やお金の問題を気にせず、お互いが自由に過ごせる関係を築きたいと考えているかもしれません。また、経済的な負担を分け合いたいという思いもあるのでしょう。

ただし初デートで割り勘をする男性が、その後のデートでも同じような態度を見せる場合、相手の価値観や思いやりに欠ける可能性もあります。デートの支払いに対して責任感を持たない人は、将来のパートナーシップにおいても同じような態度を示す可能性があるため、注意しなければなりません。

結論としては、初デートで割り勘をする男性は、すぐに価値を判断するのではなく、相手の態度や行動を総合的に見て判断することが重要です。デートの支払い方法だけでなく、相手が思いやりのある人であるか、自分と共通の価値観を持っているかなど、さまざまな要素を考慮することが大切です。

男性が多めに払うのもあり

男性がずっと奢り続けると関係を維持するのがなかなか難しいという場合もあります。もちろん、喫茶店で毎回デートであれば、1回のデート代はかなり安く済むため、奢り続けることも可能でしょう。しかし、1回のデート代が毎回2万円近くになると、毎週会えば月に8万円近くになります。

お金が無くなったとしても奢る行為を止められないので、安く済むデートをするようになってきます。そうするとそれも印象が良くないですよね。結局どれだけお金が払えるかによって、相手との関係性が決まるわけで、そうした関係が続くわけはありません。

それであれば、金銭感覚も合った女性と付き合った方が、長続きするはずです。割り勘でも、付き合ってくれる女性の方が、予算を考えてデート2人で決められますし、長続きするでしょう。ただし割り勘も正確すぎるのも良くありません。

以前、1円単位まで割り勘する男性の話を聞いたことありますが、いくら割り勘がOKといってもそれでは印象が良くないでしょう。ある程度男性が多めに払うことを前提に、女性とデートしていく方が良いのではないでしょうか。もちろん全額奢っても関係性が維持できるのであればそれもまたアリです。

相手の女性との関係性や、相手の女性の意識によっても大きく変わる奢るのか割り勘するのか問題。結局のところ背伸びしても、継続的に付き合っていかなければ意味がありません。お互いの心地の良い関係を築けるように、割り勘にするのか奢るのか、または男性が多めに払うのか、話し合いをしながらやっていければ理想ではないでしょうか。

先ほどマッチングアプリの話が出ましたが、マッチングアプリであれば、割り勘なのか奢りなのか、男性が多めに払うのかの項目があります。本当に割り勘でも大丈夫かどうかはわかりませんがひとつの目安になるのは確かです。

私の知人は検索する際に「全額男性が払う」の項目のチェックを外して、検索していると言っていました。その人は関西人でした。女性に奢るのは違和感という人はそうした使い方もできるでしょう。ではどのマッチングアプリを選べばよいでしょうか。

とくに30代・40代で婚活や恋活をするならPairs がオススメです。Pairsは会員数も多いですし、幅広い年齢層の人と出会えます。また距離での検索もできるので、近くの人とも出会えますよ。

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